中堅・中小企業がDXを推進させる要素のひとつが、Pythonである!その理由を解説

※社外のコラムニストによる記事です。Python関連の情報をお伝えします。
こんにちは、ITコラムニストの穂苅智哉と申します。
今回は、DX推進の要素の1つがPythonであるという理由について取り上げていきます。
目次
DXを推進するために必要なこと
DXと言っても、企業や人によって定義が異なり、統一されていないのが実情です。本来的な意味は、経済産業省の資料によると、「売上・利益の増加、新しいビジネスの立ち上げなど、デジタルを活用して企業や組織の変革を通じた成長を目指すもの」と定義されています。
更に、「中堅・中小企業等は変革のスピードが速く、効果も出やすいため、デジタル活用による大きなアドバンテージがあり、身の回りの業務のデジタル化から始め、徐々にデジタル活用を進めることで、より大きな効果が期待できる。その先に目指すべきDXが見えてくる」とあります。
社内の業務をデジタルに置き換えるだけではDXと言えず、その途中段階であるデジタル化に過ぎません。自社の競争力を高めていくためにはデジタルを活用して業務やビジネスの在り方そのものを変革する拠点も必要です。
しかし、このDXですが中堅・中小企業には広く浸透していないのが現状です。経済産業省の資料によると、中堅・中小企業でのDXに関する理解度は約半数にとどまっており、DXに期待する効果も「業務の効率化」「コストの削減」がほとんどでした。これだけで自社のビジネスを変革できれば理想的ですが、実際にはまだ不十分で、いわゆる“デジタル化”の段階から抜け出せていないのが現状です。
更に、DXを推進する障壁として、やはり「人材」「情報」「資金」の不足が大きな要因であることも明らかになっています。
(参考:DX支援ガイダンス – 経済産業省)
それではどうしたらいいのか。まずは社内だけでなく社会も俯瞰して見ることです。他社ではどういったDX化を実現しているのか、AIの進歩は自社にどのような影響を及ぼすのか、そして、自社は今後どのように変革をしていくべきなのかなど、こうした視点を持ち、マネジメント層を中心に議論を重ねていくことが求められます。
Pythonを使ったDX
少し手法の話になりますが、中堅・中小企業がDXを進めるうえで、Pythonの活用は非常に有効な選択肢です。
Pythonはここ数年、常に注目されているプログラミング言語で、活用範囲が広いのが特徴です。例えば、機械学習、AI開発、データ分析、Webアプリケーション開発、IoTなどに利用されています。小規模な活用例としては、業務の自動化による現場レベルでの効率化も実現しています。
会社単位の話に戻りますと、例えば自社内で利用する社内システムや業務アプリケーションをPythonで構築・活用していくことや、自社のソリューションにPythonで実現できる機能を組み込み、製品・サービスの競争力を高めることもできるでしょう。
DX推進において、会社や事業の「変革」を実現したい場合に、Pythonの活用も選択肢のひとつとして覚えておきたいところです。
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