皆さんは「内向きDX」?「外向きDX」? 2025年DX動向から見る、企業DXに必要なWebアプリケーション開発とは

※社外のコラムニストによる寄稿です。Pythonに関する情報をお届けします。

「DXに取り組んでいるのに、思うような成果が出ない」そんな悩みを抱えている企業は少なくありません。IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が2025年6月に発表した「DX動向2025」(※1)というものがあります。DXに関する国内外の動向分析や比較分析が行われており、DXの現状を把握できます。

その中でも、「DXの成果」という項目ではDXの取り組みで掲げた目的がどの程度達成されているのかが示されています。これによると日本企業のDX成果率はわずか57.8%。一方、米国は87.0%、ドイツは81.7%という大きな差が浮き彫りになっています。

この格差の背景の1つには、日本企業の多くが「内向きDX」にとどまっているという現実があります。あなたの会社は社内完結の「内向きDX」でしょうか。それとも、顧客や市場を変えていく「外向きDX」のどちらでしょうか?

(※1) https://www.ipa.go.jp/digital/chousa/dx-trend/dx-trend-2025.html

「内向きDX」と「外向きDX」の決定的な違い

一口に「DX」といっても定義や捉え方は様々です。一般的には経済産業省の定義が引用されますが、要するに「デジタル技術を推進・活用することでビジネス変革を行い競争優位性を確立していくこと」と言えます。

そんなDXですが、大きく「内向きDX」と「外向きDX」と二つに分けて考えることができます。

「内向きDX」とは、主に社内業務の効率化やコスト削減を目的とした取り組みです。例えば、紙の申請書をデジタル化したり、Excelベースのデータをクラウドサービスに移行したりするケースが挙げられます。いずれも重要な取り組みですが、IPAの調査では「個別の業務プロセスの改善にとどまる、部分最適」と指摘されています。

一方、「外向きDX」は顧客価値の創出や新たな収益源の開発に焦点を当てた戦略的な取り組みです。こちらの方がDXの定義に近い姿と言えます。比較調査対象になっていた米国やドイツのDXはこの「外向きDX」に分類され、売上高や利益を上げる、市場シェア、顧客満足度の向上といったバリューアップを目的としています。

つまり、これからの日本のDXには「外向きDX」への転換が不可欠だと言えます。

「外向きDX」への転換を成功させるポイント

しかし、日本企業はどうやったら「外向きDX」に転換できるのでしょうか。ここでは、そのヒントとなる3つのポイントをお伝えします。

1つ目は、顧客起点への発想転換です。

「社内の都合」から「顧客の価値」を起点に考え、顧客が真に求めるデジタル体験をどう提供するかへ、視点を切り替えていくことが重要です。

2つ目は、いきなりではなく段階的に進めることです。

DXは、「一気に全部変える」プロジェクトにしてしまうと、多くの場合前に進みません。まずは小さな領域から始め、順番にスコープを広げていくことが大事です。

3つ目は、長期視点での技術選定です。

DXは短期で完結する取り組みではなく、長期的に変革を続けていくプロセスです。そのため、将来を見据えた技術選択や開発体制を整えておくことが重要です。「外向きDX」を支える技術としては、PythonやDjangoを用いたWebアプリケーション開発が有力な選択肢としておすすめです。汎用性が高くメンテナンス性に優れ、新しい技術も取り入れやすい言語・フレームワークであり、世界的に人気が高い点も大きなメリットと言えます。

Python / Djangoを活用した Webアプリケーション開発やDX開発は株式会社グローバルウェイ

自社で実現したいシステムや業務運用、アウトプットの姿を踏まえたうえで、どの技術を採用するかを見極めることが重要です。なかでも汎用性や拡張性、将来性を考えるとPython / Django はとても有力な選択肢の一つです。ただし、自社にとって本当に適切かどうかを社内だけで判断するのが難しい場合は、設計や開発を知見や実績がある会社に相談してみるのがいいでしょう。

株式会社グローバルウェイは、Python/Django を中心とした Webアプリケーション開発で約10年にわたり培ってきた経験と技術力をもとに、お客様の課題解決と新たな価値創出をご支援してきました。 詳細は、下記の「Webアプリケーション開発サービス」専用ページをご覧ください。サービスの特徴や具体的な事例をご紹介しています。
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