Python市場データの変化:大規模Web開発はPythonを活用する時代へ

こんにちは。吉政創成の吉政でございます。

Python試験を主宰しているということもあり、Pythonに関して様々な情報が入ってきます。その中で求人情報は市場動向を見るうえで、重要な指標と考えています。何故なら企業が長期的なニーズを考えて、求人を出しているからです。

今回はその中で、気になった求人情報の集計結果を紹介します。マイナビ転職の2024年1月14日の求人情報の集計結果を見てみると以下のようになっています。

Webの求人が一番多いのがわかります。実はこれがPythonの求人がこの5年間で大きく変わったことなのです。

データソースが違うので一概に比べてはいけないのかもしれませんが、Indeed Japanで2019年7月に集計したデータを見ると以下のようになっています。

Python求人の中のWebエンジニアの比率は少なく、その他の中に含まれている状態でした。この五年間で起こったことといえば、コロナ禍とDXの隆盛です。コロナ禍により非対面セールスが注目を集め、Webサイトから確度が高いお問い合わせを獲得したいと思う企業が増えました。そしてその後、DXの隆盛が始まり、社内業務をデジタル化し、事業効率の向上や、分析の強化を行うようになり、Webが単なる情報発信手段から、お客様と最初にコンタクトし、効率的に案件化する手段に代わりました。結果的にWebシステムは基幹システムとデータ連携するようなケースが増えました。また、お客様へのサービスも紙で提供していたものがペーパレス化が進み、Webアプリケーションサービスも多く始まりました。これらのサービスは社内システムと当然連携しています。これらのデータ連携や、その後のデータ分析はPythonが最も得意とする分野であり、大型WebをPythonで構築する企業やインテグレーターが増えました。その結果、Pythonの求人のWebエンジニアの内訳がかなり増えたのではないかと推測しています。

この私の推測を聞いて、うなずかれる方も多いと思います。また、現在、Pythonを活用した大規模Web開発は需要過多であり、インテグレーターの数が足りていません。またエンジニアがいたとしても実績やノウハウが不足しているとも聞いています。

このコラムを掲載いただいているグローバルウェイは10年前から大型のWeb開発を進めてきた実績とノウハウがあります。また下のページに実績も紹介されています。興味がある方は以下のページもご覧ください。
https://gw-python.com/service

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