こんにちは。吉政創成の吉政でございます。
前回のコラムで、Pythonが最も普及し、最も利用されているプログラミング言語になりました。そして2位のJavaにもかなりの差がついたことと、Pythonの求人の内訳でWebエンジニアの求人が急激に伸びて、Pythonの求人内訳の1位になったことを述べました。
今回はさらに掘り下げ、また今後の展開を個人的な意見として述べたいと考えています。
Java+RDBからDjango+RDBの時代へ(Webアプリケーションの話)
以前はJava+RDBという組み合わせが多かったと思います。当時のRDBは基幹系のシステムのDBとして使用されることが多かったです。今も基幹系のシステムにRDBが使用されているのですが、最近ではWebアプリケーションで使用されることも増えています。有料ライセンスのRDBのライセンスはWebアプリケーションに不向きでして、どうしてもライセンス料金が高額になりがちです。そこで、OSSのRDBの普及が始ったわけです。
引用:https://db-engines.com/en/ranking_trend/relational+dbms
あくまで総じてという言い方になりますが、ランキングを見てもOSS系RDBが増えてきています。また、Javaの有料ライセンスかも拍車をかけた一因になったと言われています。
とは言ってもJava+有料ライセンスRDBはなくなることはないと思っています。高品質なソリューションであることには変わりませんから。
しかし、全言語の中で20年近く普及率・使用頻度で1位だったJavaも昨年Pythonに逆転され、大きく差がつきました。
Django+RDBの普及
Webアプリケーションの普及を大きく拍車をかけたのが、コロナ禍とDXであると考えています。単純にコンテンツを管理するWebであればPHPやWordPressが選択肢としては圧倒的ですが、Webアプリケーションの構築となるとRDBに強いPythonというかDjangoが選ばれるように思えます。もちろん、要件や技術者の好みによっても分かれるところと思いますが、市場全体を見えると、そう感じます。
そもそもWebアプリケーションに強いのは以下であると言われています。
- Webアプリケーションの幅広い機能を開発できる
- 保守・運用の負担が軽い
- プロトタイプを短期間で開発できる
- セキュリティ機能が多い
- Python経験者であれば短期間で学べる
- 情報が多く学びやすい
他にもあると思いますが、ざっとこんな感じだと思います。DjangoはWebアプリケーション開発の機能が豊富で、短期間で構築できるのでWebアプリケーション向きですよね。
そして、Webアプリケーションが普及したのは、コロナ禍時代の非対面セールスの強化やDXの普及によるデジタル化重視が大きいと思っています。Webをビジネスに活かそうということで、Webアプリケーションの開発はかなり増えてきており、大規模化も進んでいます。
この辺りは、先日、グローバルウェイがマイナビニュースの取材を受けた記事に記載がありますので、そちらをご覧になるとよいと思います。
「億単位の開発プロジェクトで採用進むPython、その実態は?」
https://news.mynavi.jp/techplus/article/pythonbusiniess-1
PythonによるWebアプリケーションの開発は老舗のグローバルウェイへ
Webアプリケーションの開発に限ったことではないですが、餅は餅屋というか、その方面に強い会社に開発を委託するのが重要です。PythonによるWebアプリケーションの開発といえば、日本屈指の歴史と実績と実力を持つグローバルウェイを検討に加えるべきと考えています。
このコラムを掲載いただいているグローバルウェイは以下のページにPythonによる開発実績がご紹介されており、かなり大規模なものもございます。
https://gw-python.com/service
また、開発体制も充実してきており、大規模な案件の開発や保守も十分対応できるようになっています。
現在、Pythonを活用したWebやWebアプリケーションシステムを検討されたい方は、要件が固まる前でもよいと思いますので、一度、以下のお問い合わせフォームよりお話を聞かれてもいてはいかがでしょうか?情報交換レベルでもよいと思います。
https://www.globalway.co.jp/contact-2/others-form
それでは今日はこの辺で