PythonによるDXプラットフォームを考えてみる

こんにちは。ビジネスコンサルタントの吉政でございます。

最近、DXプラットフォームという言葉を聞くようになりました。まだまだ若いキーワードということもあり、今のところその定義もまちまちのように思えます。

DXプラットフォームの定義は総じて「DXによるビジネス変革を実現するプラットフォーム」ということになるのですが、技術者の皆様の頭の中には「?」がたくさん出るのではないかと思います。「DXによるビジネス変革を実現するプラットフォーム」は技術的にどうやって作るの?その要件は?仕様は?といった感じになるのではないでしょうか。

「DXプラットフォーム」を実現したサービスは私が知る限り存在していないので、今のところ「こんなのあったらいいな」的な想像の産物のような気がしています。

今回はあくまで私見として「DXプラットフォーム」の定義を述べたいと考えています。

目次

これからの企業に必要な「DXプラットフォーム」とは

私が考える、これからの企業に必要な「DXプラットフォーム」は迅速に処理ができ柔軟に変更ができるデータオリエンテッドなシステムであることが重要であると考えています。その為にはデータフォーマットが全社共通になっていることであると考えています。このデータフォーマットの共通化がかなり大変な作業になりますが、長年つぎはぎで構築してきたツケをどこかで払わないと、今後もデータがかなり増えていくため、もう二度と解決できないような気がします。全社データフォーマットの統一をまだ実現できていないお客様は、子出からデータを活用していく上で、部門ごと、職種ごとに違うようでしたら、この機会に検討をしてもよいかもしれません。

実は過去に全社データフォーマットの統一してきた会社は結構あるはずです。何を言いたいか言いますと本来の意味でのERPを全社導入してきた会社は、全社データフォーマットの統一してきたはずです。本来の意味でのERPとは、企業の全基幹システム(会計管理、生産管理、販売管理、人事管理など全業務の基幹システム)を一つのデータベースで管理するERPのことを指しています。最近では会計管理しか対応していないのにERPという会社も出てきていますが、そのようなERPを意味していません。本来のERPは全業務を1つのデータベースで管理するので、必然的に全社統一データフォーマットに統一せざるを得ないのです。

これからの企業に必要な「DXプラットフォーム」の処理系はERPに統合していくのが一番効率的なのではないかと考えています。このERPに社外からの入力系のシステム(WebやWebアプリケーション)、データ加工系(分析系)のシステムをERPに接続すると、迅速に処理ができ柔軟に変更ができるデータオリエンテッドなシステムになると考えています。

この時に注意したいのはWebアプリケーションやWebサイトからの入力データが統一されていないところです。今、ほとんどの企業はそのような状態ではないでしょうか?ERPのデータフォーマットが統一されていても入力されるデータがばらばらでは、データフォーマットが統一されたとは言えません。多くの企業ではWebアプリケーションやWebサイトの入力系のデータフォーマットが現場任せになっていることが多いです。また、この部分はサイバー攻撃にもさらされやすい場所でもあるので、

社外からの入力系のシステムやデータ加工系のシステムはその時のニーズによって変わってくるので、入力系のデータフォーマットを統一することが大事です。また、入力系のシステムを独立させて構築し、複数のアプリケーションやWebサイトで共有していくことも考えたいところです。

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それでは今日はこの辺で

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