※社外のコラムニストによる記事です。Python関連の情報をお伝えします。
こんにちは、ITコラムニストの穂苅智哉と申します。
システム開発はとても大変な作業です。特に自社にエンジニアリソースが無く、外部の企業に設計や開発を依頼する場合には、より大変です。
外部の企業に依頼する場合によくあるのが、発注元の企業が技術などに詳しくないためにほとんど丸投げに近い形で依頼をしてしまうというケースです。これはかなりリスクが高く、良い開発プロジェクトに繋がらないことが多いと思います。
発注元の企業も、しっかりとシステム設計や開発の基本的なところは抑えた上で進めていく必要があります。今回はWebアプリケーションを開発するために必要な「拡張性」という視点についてお伝えしていきます。
なぜ、Webアプリケーション開発には「拡張性」を考慮する必要があるのか?
Webアプリケーションは、私達が普段使っているようなWeb(インターネット)を経由して利用するサービスのことです。SNSや動画サービス、ECサービスなどもこれに該当します。「アプリケーション」ですので、例えばログイン機能、商品の購入、カート機能、コメント機能などユーザーごとに自分のアカウントの中でサービスを利用することができるシステムになります。
企業の何かしらのプロジェクトで、このようなWebアプリケーションを開発する必要が出てきた際に、社内にエンジニアやシステム系のディレクターがいれば、プロジェクトに参加してもらい進めることができますが、リソースがあまり無い企業は多く、一定以上の割合で外部のシステム開発会社やコンサルティング会社などの支援を受けることになります。
その際にはいくつかの観点があるのですが、今回テーマにしている「拡張性」で言うと、Webアプリケーションを開発する際には、様々な機能や使い方について考慮する必要があります。更に、その後の運用についても変更や追加開発が発生することもよくありますので、このような状況でも対応可能な技術として、Pythonはおすすめです。
Pythonで「拡張性」は実現できるの?
Pythonという言語の良さの1つが「拡張性」です。この「拡張性」にはいくつかの意味がありますが、汎用性の高さとスケーラビリティが挙げられます。
まず、汎用性の高さについてですが、Pythonは非常に多才です。Webサイト、Webアプリケーションの開発はもちろんのこと、データ分析、機械学習、自動化といった多くの用途で利用されます。Webアプリケーションは作って終わりではなく、目的があって開発するわけですから、そこから運用して改善点や機能追加にも柔軟に対応していく必要があります。ここでスケーラビリティという言葉も重なります。Webアプリケーションの成長に応じて、機能拡張のために様々なライブラリやモジュールがあります。更に、便利なアプリケーションフレームワークも存在しているため、Pythonは使っておいて間違いない言語の1つです。
Pythonを活用した Webアプリケーション開発やDX開発は株式会社グローバルウェイ
今回は、Pythonの「拡張性」をメインに取り上げてきましたが、Python(Django)でのWebアプリケーション開発を成功させるためには、信頼できるパートナーを選ぶことが重要です。実績があり頼りになるパートナーを選ぶことで、質の高いアプリケーションをスムーズに開発できます。Webアプリケーション開発でPythonやDjangoを使った開発をご検討されている皆さまに、株式会社グローバルウェイが約10年蓄積してきた経験と技術力でご支援いたします。
ご興味ある方は、 Webアプリケーション開発サービスの専用ページを御覧ください。サービスの特徴や事例を掲載しています。
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